初めまして、都市環境システム学科4年レイズジョセフトーマスです。
名前から大概留学生と勘違いされがちですが、日本とアメリカのハーフで海外で暮らしていたこともありますが人生のほとんどは日本で過ごしました。今年度から郭研究室に所属し海外調査や都市・地域活性化をコミュニティ再生の観点から行うことに興味を持っていますが、まだ研究で行う内容が漠然としてしまっているので早めに決定して取り組みたいと考えています。今年は研究室でのプロジェクトにもたくさん参加させていただきます、宜しくお願いします。
近況報告としましては、先日第一回目のゼミを行い、”近隣型商店街の空き地を利用した 「仮設にぎわい広場」の効果と検証”という論文についての読解を研究室メンバー全員で行い、要約と批判的考察をしました。全体の意見としましては、にぎわいの一過性を改善するにあたっての本研究の継続性の低さ、調査実施の際の収入や支出と調査対象の選定理由の不明瞭さ、調査結果のデータの表し方、人手不足等についての意見が得られました。また、全体を通しては郭研究室で行っているプロジェクトの一つである「パラソルギャラリー」に対して汎用性が高い研究でもあるという意見もありました。
郭先生からは研究室メンバー全員の発表後、論文を書くにあたりどのような手法をとるのが適切か、またその手法によって論文を読む相手をどのように納得させるか等の根本的な話と調査データの扱い方、「パラソルギャラリー」と本研究の違いは何か、といった内容のコメントが得られました。
論文を読みその内容を要約・批判的考察を行うことは自分にとっては今回が初めてであったので思うようにいかず、要約の分量が多くなってしまったり、批判的考察の意味をうまく解釈できていなかったりしましたが、今後のゼミを通し力を養っていければと思います。